初心者のためのFX取引初歩の3

FXはオンライントレード。インターネットを介した取引です。
チャートの見方などと同等に大事なのがPCやネット環境。
初心者は最初は大事とは思わないでしょうが、次第に重要性に気づきます。
今回はこのPCとネット環境について説明します。

PC環境について

PC関係

FXのオンライン・トレードを始めようと考えると、気になるのがPC環境です。どんなPCを揃えたらいいのか?とか。
左図は代表的なデバイスをあげています。デスクトップPC、ラップトップPC、タブレットそしてスマホです。家で使うだけであれば、デスクトップかラップトップかはどちらか1台でいいかも知れません。

◆デスクトップPCを選択した場合
昨今、CPUはi3以上とか、RAMは4ギガ以上とか言われます。
個人的には、もっとハイスペックなものが好きで、
もし買うとすればi5以上、RAMも8ギガ以上を選びます。
MT4はチャートを10個も20個も表示できます。見え難いですけど。
そこに計算処理を一杯するインジケータを使うと、酷く遅くなったり、
場合によってはフリーズします。
そういう場合はチャート数を減らせればいいわけですが、
一方、PCのスペックも良くするという方法もあります。
ディスプレーについては32インチとかの大型で、
画面を分けることができるものが良いです。
プロトレーダーなどがやっている4画面などは全然必要ないですし、
むしろ個人トレーダーにはマイナスです。集中力が落ちますから。

◆ラップトップPCを選択した場合
外出先でもチャートを見たりトレードも本格的にしたい場合はラップトップです。
ラップトップの場合、基本、デスクトップよりスペックは落ちます。
また、2つのアプリを同時に画面表示させると見ずらいです。
このため、外付けのディスプレーで2画面にするという選択肢もあります。
13インチとか15インチとかの外付けモニターも販売されています。
これはUSBのタイプCで接続するものを使うと簡単で電源の心配もいりません。
これをもって外出というわけです。出費が増えますが。

◆タブレット
個人的には情報収集用に使っています。
iPadですが、無料アプリが豊富で、FX関係の情報収集に重宝してます。
また、iPad用のMT4もあります。PC用の物よりは簡易版ですが、
チャートも見れて発注もできます。外出時にも使えます。

◆スパホ
MT4を使えます。スマホ用の簡易版で、チャートも1つ表示でき、
発注もできます。副業の場合あるいは外出の際には重宝しますね。

外出が頻繁な人は、家用のPCとスマホあるいはiPadというのが最小限ですね。
家でしかやらないのであれば、デスクトップにしろラップトップにしろ
PC1台ですむことはすみますが、情報収集用のデバイスが欲しくなってきます。

ネット環境

netkannkyou
ネット環境は重要です。オンライン取引はネットを介しての取引ですから、これが遮断されたりすると致命的です。また、遅い通信速度も不利になりことはまぬがれません。
従いまして、ネット環境の整備はPC環境の整備と等しく重要です。

ネットに接続する主要な方法は2つです。
一つは光回線を使ったもの、もう一つはモバイルWIFIを使ったものです。

◆光回線の場合
・ドコモやAU、ソフトバンクが提供
・光ファイバーケーブルを使った回線のため導入には工事を要す
・インタ―ネット接続のためにはプロバイダー契約が必要
・通信速度は速い
・通信制限がなく、使い放題
・回線利用料とプロバイダー費用で割高
なお、光回線より前にADSLがあり、現在も使われていますが、
数年後にはサービス終了の予定ですので、これから揃えるのならば光通信です。

◆モバイルWIFIの場合
・主な業者は、UQモバイル、Yahoo!BB、ソフトバンクなど。
・工事不要で、持ち運びルーターが届けばその日から利用可能
・速度は光通信より一般的には遅い
・高速の利用に対しては7ギガまでとする利用制限があることが多い
・契約期間があり、途中解約すると違約金を取られる

◆スマホの場合
・パケット利用量は10ギガとか、もっと使いそうな人は20ギガとか
・テザリングを使えば、iPadなどがスマホをルーターとして使える

以上のように色々特徴がありますが、重要なのは、
通信速度が速いこと、利用制限がないこと、
などです。

通信速度に関しては、肌感覚では、光通信と高速のモバイルWIFIには差を
感じませんでした。もしかしたら光通信もプロバイダーによって違っているのかも
しれませんが、いづれにせよ家での利用は光通信の方に分がありそうです。

また、モバイルWIFIの契約期間ですが、2年が多いです。
もし、乗り換えようと考える場合には契約更新日に解約するのが良いです。
それ以外だと高額な解約料を取られます。
最近では、契約期間の定めのないレンタル型の物もあります。

利用制限のあるモバイルWIFIでMT4を使っている場合、この制限にかかり、
大幅に速度を落とされるのは非常に危険なことです。
本格的にトレードをしている場合にはパニックに陥ります。
低速だとMT4に大悪影響を及ぼしチャートや発注に支障をきたすからです。

個人的には、外出も多いので、2台のモバイルWIFIで合計300ギガまで
制限なしに仕えるレンタルのモバイルWIFIを利用しています。
これで、iPadやラップトップPCを外に持ち出して使っています。
このため割高にはなっていますが、気ままに外出という自由を手に入れてます。

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