政策金利決定会合は1月30日
イギリスの中央銀行総裁カーニー氏が利下げの可能性に言及。
他のメンバーの中にも、経済指標がこのまま良くなければ、
利下げの可能性を肯定する人も出ているようです。
イギリスの政策金利は総裁をはじめ9人のメンバーで決められます。
その会合は1月30日に開かれる予定。従って、
利下げが決定されるとすればこの日ということになります。
現在、0.75%ですから、0.25%程度の利下げでしょうか?
2018年8月に0.75%へ利上げされたので、1年5カ月ぶり?
経済指標は芳しくない内容です。
特に、企業、消費者共に景況感は悪いようです。
直近までの発表では、共にマイナスです。
今回、イギリス首相はボリス・ジョンソン氏です。
イメージ的にはアメリカのトランプ大統領型という風に言う人もいます。
経済への積極的刺激策は歓迎というところでしょうか?
ポンドドルは三角持ち合いの様相
ポンドドルも保守党勝利後の昨年12月13日に1.3513でピーク。
その後はどちらかというと弱含みで調整という感じの動きです。
ジョンソン首相になってから下値は強そうな推移です。
1月30日まで日にちはありますので、多少の変動は予想されます。
1.28~1.35のレンジというところでしょうか。少々広めですが。
1.28台になれば買いというFXグルもいます。
利下げ観測は為替に大きな影響を与えます。
実際に発表がされる今月30日までは、変動を助長となるでしょう。
相場格言の「噂で買って、事実で売る」という展開でしょうか。
もっとも、ポンドは売られ、ドルが買われるという意味です。