学習法を学習する?英語学習にも活かそう!

何年も前にCourseraというオンライン講座の講義を一杯受けました。
オンライン講座はいまだに拡大を続けている優れものです。
その中に勉強の仕方を教える人気講座があり、思い返しました。
役に立つ内容で、これを意識して我国の英語教育にも反映してほしいものです。

MOOCの雄、Courseraとの出会い

7年位前に生涯学習者(Lifelong Learner)を気取っていました。
そんな時、MOOC(Massive Online Open Course)のCourseraという
無料Onlineコースを提供しているサイトを見つけました。
そうそう登録し受講することにしました。

Courseraというのは、米カリフォルニア州にあるスタンフォード大学の
先生2人が中心となって始めたインターネット講座提供サイトです。
まだ創立されて間がなかったのですが、多くの有名大学を巻き込み、
また著名な先生方に登場して頂き、講座は凄い勢いで増えていきました。

CourseraはMOOCの一つですが、MOOCとは、インターネットを使って
広く門戸を開放したオンラインの公開講座、あるいは運営団体を指します。
多くの講座は無料です。有名な先生の講義が無料で受けられるのです。

Courseraも無料講座を多く持ちますが、有料講座が増えてきました。
有料だと修了すれば、Certificate を出します。
無料だと修了書はStatementです。求職時にはCertificateの方が有利とか。
運営本部もCertificateを出す以上、試験などを厳しくしています。
雇用側にも認知が進んでいるようです。

創業の2人の先生は、AIやマシーン・ラーニングの権威で、
私も惹かれてマシーン・ラーニングを学びました。
他にも興味が広がり、コンピュータ統計学やプログラミングの講座を
中心に受講しました。取った無料講座は30近くあり、殆どを修了です。
米国の大学の学部並みあるいはそれ以上のレベルばかりでした。

MOOCとはCourseraとは
MOOCとはMassive Open Online Courseの略で、インターネットを介して大規模で公開された講義のこと。多くの場合無料提供される。
代表的な物にはスタンフォード大学の先生方が設立した”Coursera”やMITとハーバード大学が中心となっている”edX”がある。他にも20以上の大小様々なMOOCがある。主に米国の大学に運営されており、色々なプラットフォームでのビデオ講義形式である。また知識習得程度を測る試験問題も実施するところも多い。
レベルは大学学部程度から大学院レベルまである。教室授業と違い、オンラインのビデオ授業であることから非常に多くの参加者を得ることができるが、修了できる学生の比率は低いとされている。因みに、edXの2016年の発表ではコース修了率は5.5%であった。
2012年にスタンフォード大学のコンピュータ科学の先生であるDaphne KollerとAndrew Ngが設立。世界中の多くの大学と協力して様々な講義を提供している。登録さえすれば誰でも履修できるが、修了率は7~9%とされる。2018年6月時点で登録者数は3,300万人。また講座数は2,400にも及ぶ。
世界中の多くの大学が参加しており、著名な教授によるコースも豊富で、
・コンピュータサイエンス
・医療、医学、生物学
・人文科学、社会科学
・数学、統計学
・経済、金融、経営
などなど広範囲に亘っている。
Courseraは営利団体であり、学生が取得した修了書が就職時に企業側からも評価されるように努力している。有料の講義では、厳しく知識習得程度をチェックされ、修了すればCertificateが出され、雇用者の評価も高くなるとされる。

Courseraの人気コース”Learning How to Learn”

Courseraに超人気コースがありました。
米国ミシガン州のオークランド大学教授バーバラ・オークリー氏による
学び方を学ぶ(Learning How to Learn)という科目で、
4週程度で終了する短い講座です。現在は、自由に視聴できる
ビデオ・コースとなっているようです。

バーバラは工学部教授ですが、若い時は軍でロシア語などの専門家でした。
退役後工学の勉強を始めた少々変わり種です。文系の理転という意味で。
その彼女が、効果的な学習法について講義を持ったということです。

こんなにも人気なのは彼女の学習法が効果があることの証左です。
学習のプロセスには2つのモードの使いこなしが必要と指摘します。
一つは「集中モード」、もう一つが「拡散モード」です。
集中は分かると思いますが、拡散とはゆったりのんびりの状態です。
そして理解は2つを交互に使い、拡散モードでハッと思い出した時に
訪れるというのです。集中して単に覚えこむだけでは不十分ということです。

この意見には賛成です。高校の時に読んだ”懺悔録”という本で、
ジャン・ジャック・ルソーも本質的に同じことを言っていました。
その影響を受けた私は、もちろん実践に心がけています。

また、記憶についても、視覚的イメージの活用やアナロジーの利用、
間隔を開けた反復練習と言ったテクニックを披露しています。

これってアメリカの刑事コンサルタント・ドラマの「メンタリスト」
でも驚異的記憶力を持つ主人公が言っていたこととほぼ同じですね。

この学習法は英語学習にも有効

この方法の活用場面で、まず思いつくのが英語学習です。
つまり、集中モードで英単語を覚え込んだだけでは不十分。
拡散モード時にフッと口に出るようにならないと。

生徒の学習方法まで指導する英語教育というのは少ないのでは。
望むらくは、バーバラの学習法を意識した英語教育が導入されることを。
つまり、生徒の理解には個人差があるし、度合いも違うのを包み込み、
望ましい環境を与え、歓んで学習できるようにしないといけないですね。

◇効果的な英語学習のキーワード例

効果的 避けるべきこと
視覚的イメージ記憶 英単語辞書を1ページづつ飲み込む
アナロジーの活用の記憶 無理なダジャレ
間隔を開けた反復練習 過去のことはほったらかし
上出来には褒美を 無褒美、無罰
意識をもって定期的にする ゾンビ的に嫌々惰性で行う

こうしてみると、過去記事で書いた英語学習のためのテレビ・ゲームという
アイデアは悪くないですね。誰か本格的に作ってくれる人はいないでしょうか。

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