情報の需要と価値

ネット上には情報が氾濫しています。
情報に対する需要とか、あるいは価値とかが大事になります。
需要と供給される情報の質について一次的な判断材料を、
Goolgeが検索サービスを通して提供してくれているようにも思います。
でも、私たち個人の読み取りが重要なことには変わりありませんが。

情報の需要とは

ブログを始めてネットサーフィンをすることが増えました。
得られる情報は面白そうなものが多くあります。
個人的な興味から、ネットビジネス関係では目を引かれます。
そこで、ふと考えたのです。情報を”求める”ということについて。

あるWEBマーケッターが、需要のある情報の種類を、
・金儲け系(ネットビジネスなど)
・人間関係系
・美容・健康系
そして、悩み解決系
の4つにまとめ上げていました。
業界では、こうした見方が多いのでしょう。

一方、Googleの検索意図に関してあるコンサルは、
・Know(知りたい)
・Go(行きたい)
・Do(したい)
・Buy(買いたい)
と、様々な検索意図をまとめ上げるとこうなるとのこと。

両者の言葉は違いますけど、結局は同じことを指しているようです。
例えば、
・金儲けの方法を知りたいorしたい(または、ノウハウを買いたい)
・人間関係をよりよく理解したいorよくしたい
・美容・健康になることをしたいor行きたい(または、買いたい)
・悩みの解決方法を知りたいor買いたい(または、したい)
です。つまり前者と後者は上手く繋がり意味をなします。

そして、検索件数がその需要量を示しているようです。

情報の価値

情報の需要が多いからといって、情報の価値があるとは言えません。
価値という時には、需要と供給の折り合うところと考えます。

需給曲線
左図は経済学でいう所の需給曲線で、価格決定の仕組みを説明するときに使われます。つまり、需要と供給がバランスしたところで価値が決まるという風に考えます。
これは取引されることを前提にしていますが、
これから拡大解釈していきたいと思います。

図中のアンバランスの各点についてもう少しうがった見方をします。

意味 評価
需要が高く買いそうなのを見て二束三文のものを高く売りつけようとする場面 詐欺的行為
需要がないにも関わらず高コストの物を高く売りつけようとする場面 押売り的行為
需要が高く買う気があるにも関わらずコストのままで値段を決めようとする場面 良心的かつ奇特な行為
需要の方は安く買う気しかないので高コストの物を投げ売りしてしまう場面 ダンピング
店じまいセール

問題になるのは①の詐欺的行為と③の押売り的行為です。
例えば、FXでは高い情報商材の販売時期には、
その商材のレビュー記事が多く出ます。
高額詐欺商材だと断じられることもよく見ます。
まあ、大したノウハウでもないのに高く売りつければ
詐欺と言われても仕方ないですね。

売り手は、本当に凄いものなんだと反論するかもしれません。
しかし残念ながら、却下したいと思います。
理由は、もし本当に凄いならその人の周辺なり業界なりで、
評価されていないとおかしいと思うからです。
つまり、まだ評価されていないなら、凄くないのです。

まとめ

需要動向を把握している供給側は強いと思います。
供給サイドの苦境の場合、安売りしてくるのを待てる需要家は大したもの。
そんな風にも言えますが、現実問題はなかなか難しい。

それでも、やはり、供給される情報の質の評価ができ、
その価値も適切に推定できる評論家的な人は必要ですね。

幸い、Googleの検索件数の量が需要を示し、
検索順位がある程度質の評価をしています。
質の評価を高めようとするGoogleの努力は評価に値します。

それでも、Google任せではよくありません。
我々に望まれるのは量と質を上手く読み取って、
価値を判断できるようになるということでしょうか。

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