行動エネルギー

「チャンス」の著者のメルマガ購読を始めました。
あるメールの中で、「行動エネルギー」という言葉に
ビクンときました。普段だったら、この言葉で見逃していた
かもしれませんが、何故かこのときは強い興味が湧きました。
そこで、分析してみることに!
意外にも、行動エネルギーは「明確さ」から出てくるという
結論に達しました。
その話をしていきます。

「崖っぷち」とか「背水の陣」、「火事場のクソ力」とか、どうなの?

窮地を打開するときに、「崖っぷち」とか「背水の
陣」で臨んで、何とか打開した、などという物語が
あります。

スゴイです。

テレビでも、そういう人の特集があったりします。

危機的場面に直面して、驚異的な力を発揮する話です。
崖っぷち状況になってこれを打開しようという意志の
力が強力に働いたということです。

でも、実際は、このような状況で危機を脱したり打開
したりできる人は極々少数です。

殆どの人はそんなラッキーな人にはなれません。
なので、危機的状況を自分で作り出しても、勇気を
奮い起こしたり、行動できたりはしないんです。

「崖っぷち」心理の病んだ症状

「オレだってやるときゃやるんだ!」などといってい
る人は、自分を追い込みます。が、そうした追い込み
は殆どに人にとって逆効果です。大抵、途中でエネル
ギー切れで挫折です。

崖っぷちみたいな状況下でないと行動できない。そう
思っている人は間違いなく失敗します。そう思うこと
は失敗の先取りです。それに、こういうことを度々
やっていると、ある種の中毒患者のように行動する
こと自体ができなくなっていくのです。

また、すぐにエネルギー切れになってしまいます。こ
れ、重大な問題です。

あるいは根拠のない期待を抱いて待ちぼうけをしてい
る人と同じです。

待ちぼうけって話は中国の故事ですけど、最後は村の
人たちにバカだと笑いものにされる話です。恥ずかし
いですよね。


欲しいものとか目的があるにもかかわらず、何もしな
いというのは変ですよ。怠け者と見られて、周囲の人
もきっと助けてくれないでしょう。

挙句の果てはどうにもならなくなって神様に願うだけ。
神様も助けてくれないでしょうね。少々みっともない
と思いませんか?

なので計画を実行するような場合、危機的状況になっ
て自分を追い込んだりするのではなく、まず危機は避
けないとダメですよ。

山の頂上を目指すとき、危険な崖を登るロッククライ
ミングを計画する人は極々少数です。しかも、これ
厳しい訓練をしないと、すぐに滑落事故です。

もしちゃんとした山道があるなら、多くの人はそちら
を選びますし、目的地にも到達できます。

着実な階段を上るための心理要素

崖っぷちを選ぶのと階段を上がる方を選ぶのとは、心
の持ち方の違いによることが大きいです。

崖っぷちを選ぶ心理は、多くの人が普通に持っている
ものです。楽したいと思うのかもしれません。ある種
の妄想に取りつかれているのかもしれません。

一方、階段を上がる心理状態になるには、心理的な
スキルが必要です。

階段を上るためには3つの心理的な要素があります。
・安心していること
・信頼できる組織などの所属感があること
・そして自分自身を嫌いでないこと
この3つです。

1番目の安心。不安になっていたのではすべきことも
手につきません。「崖っぷち」に自分を追い込んで
不安な心理状態になるのは最初から間違っていますよ。

2番目の信頼できる組織への所属感。これは、個々の
存在より集団とか群れの方がパワーがありますから、
そこからエネルギーを貰えば個人でも大きな力を発揮
できるということです。

そして3番目。自分自身を信頼していることです。
逆に自分自身が嫌いな人、時々います。そういう人
って何事も上手くいかない人が多いですよね。

やはり、自信を持つことが大切です。それが、
行動エネルギーにもなります。

以上の3つの心理的要素が揃うことで、一か八かの
「崖っぷち」心理に陥ることなく、着実な道を歩む
ことができるということです。

これだってスキルですから、習得のために少し訓練
する必要があります。

計画達成の行動の深層

これまでの話でもキーワードが出てきています。

それは「曖昧さ」です。これが失敗の元凶です。

「曖昧さ」の反対は「明確さ」です。「明確さ」
は単純ということではありません。そして、「明確
さ」は行動に結びついていきます。明快であるに
もかかわらず行動しないのは、ただの怠け者か
あまのじゃくです。

頭のいい人は「明確さ」を誤解することが多いので
す。例え、複雑で高度なことだって、「明確」に
することはできます。

なので複雑な計画だって実行できるということです。

では、どうやって明確にするか?

例えば、あるスキルを習得したいとしましょう。経験
のあるメンターがいれば、明確に実行手順を説明して
もらえばいいのです。まあ、メンター次第ですけど。

また、メンターがいても、学んでいる人はそれぞれ
レベルが違いますから、メンター提示の手順通り
上手くできないと人も多いと思います。

さらにメンターがいない人や独学に人にも「明確さ」
を得る方法はあります。

例として、一応、目標があり実行手順もあるとします。
でも実行手順は明確でないこと、よくあります。

つまり、自分自身の中で腑に落ちていないということ
です。そんな場合、手順そのものを詳しく調べます。
腑に落ちるまで明確にしましょう。そして手順を
細分化する手もあります。

それでもダメなときは、「ブレインダンプ」の方法
で言葉をひねり出すのです。

「ブレインダンプ」というのは頭の中のことをひねり
出す作業です。顕在意識にあることばかりでなく潜在
意識にあることも。100個とかの言葉を1時間かけて
ひねり出すのです。結構疲れます。

この「ブレインダンプ」で引き出す言葉は、実行手順
に関連する言葉です。過去の忘れていた体験とか見た
り聞いたりしたこと、何でもです。

出てきた言葉を目標と手順に並べ替えてみます。もし、
メンターの手順書があれば比較するといいでしょう。
自分にかけている部分があるなど、思わぬ自己発見が
あるかもしれません。

つまり自分の弱点とか手薄なところがわかることで
改善意欲が湧きますよね。ここまでくれば、即、
行動できますよ。

もし今後、目標と行動手順が美辞麗句に惑わされて、
自分の中で明確になっていない、あるいは腑に落ち
ていない場合には、この作業をすることをおススメ
です。

「明確さ」が行動のエネルギーになっているという
ことです。

関連記事:

行動エネルギー‐その2

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