現状、保守党が45%でリードです。
このためポンド・ドルが強含み推移ですが、政治の世界です。
どう変化するか読めませんので慎重に見るというスタンスは変えません。
英民間調査会社によると45%で保守党リード
英国世論調査協議会メンバーのYouGov社の世論調査結果です。
この時点では、保守党45%の指示に対し、労働党は29%です。
アンケートの質問は、
もし明日選挙があるとすればどの党に投票しますか?
というもの。
やはり党首の人気でしょうか?
保守党のボリス・ジョンソン氏が労働党のジェレミー・コービン氏より
人気があるということでしょう。分かってましたけどね。
(過去記事、続報:イギリスの政治事情を参照)
YouGov社は世論調査に強みを持つロンドン証取上場の
総合マーケット・リサーチ会社です。各種調査では累計80万人以上の
登録者を擁することでも評価は高いところです。
同社のサイトはここ。
ポンド・ドルは強含み推移
日足チャートの推移を見ますと、保守党優位を映して、
強含み推移です。200日移動平均線を超えたままで推移です。
直近高値は10月21日の1.3011で、これはEU離脱法案が
議会を通過するという思惑によって高値を付けたもの。
噂の段階の相場の変動は大きいと言ういい証拠です。
世論調査を材料にしても、大きな動力にはならないと思います。
なので、直近高値を超えるかは慎重な見方をします。
マーケットでも慎重意見です。
いわく、世論調査で保守党と労働党の差が拡大すれば買い、
縮まるようであれば調整入りで値を下げる、といった見方です。
要するに、12月12日の選挙結果が出るまでは、
原則1.3~1.27の間のレンジ。
このように見ておいた方が良さそうです。
選挙で保守党が勝てば、マーケットは更に900pipsは伸びる
とみるFXのグルもいます。理由はよく分かりませんが、
チャート分析からの意見です。この人も12月12日までは
レンジだろうとのことです。
他の参考過去記事
★12月⒓日に英国下院の総選挙