鈍川温泉に行ってきました
今治の鈍川温泉(にぶかわおんせん)は伊予の三泉の一つで、
松山の道後温泉と共に数えられています。
しかし、道後温泉があんなに栄えているのと比べると、
この鈍川温泉峡は旅館も6軒程度しかない小さな温泉郷です。
江戸時代には今治藩の湯治場とされていたのですが、
交通の便が良くなかったのが難点とされていたようです。
泉質はラドン含有量が多いアルカリ性冷鉱泉(源泉22度)で、
美人の湯ともいわれています。
日帰り温泉ツアーと洒落こみました。
車で市街から317号線を走り、30分程度でしょうか。
温泉郷にある旅館の一つに行き、500円の入浴券を購入し、大浴場へ。
先客は2人いました。月曜の正午に温泉に入っている人たちです。
大浴場のお湯の温度は39~40度くらいでしょうか?
他にユニットバスがあり、水風呂(源泉)とあります。
真夏の暑い最中なら最高だと思います。
外風呂もあります。旅館のすぐ横を渓流が流れているのです。
川幅数メートル、広いところでも10メートルはないと思いますが、
せせらぎをやや大きくした音を立てながら花崗岩の上を流れています。
中々の情景だと思います。
温泉の効果で、肌がすべすべになりました。
美人の湯ということで、肌はきれいになります。実感しました。
今治の温泉事情
鈍川温泉とは別のところに湯ノ浦温泉というところがあります。
鈍川温泉は山の中にありますが、湯ノ浦温泉は海岸近くにあります。
こちらは、鈍川温泉とは違い現代的なホテルが何軒かあるところです。
旅行の宿泊ホテルサイトとかで、いい評価を受けているところばかりです。
他に市内にはいわゆるスーパー銭湯が何軒もあります。
設備の充実したスーパー銭湯ですから人気があるようです。
温泉プールを併設してたりしているところもあり、
高校や大学の水泳部の合宿に使われることも多いとか。
そういえば、今治の人はきれいな海岸の海水浴場を持ちながら、
最近は海に来る人はめっきり少ないとか。この影響でしょうか?
温泉やスーパー銭湯は地元の人たちばかりでなく、
出張などの旅行者やサイクリング旅行者たちに、
疲れを癒しくつろぎの場所を提供しています。
温泉郷の1か所に集中しているというのではなく、市のあっちこっちにあります。
だからでしょうか、スポット的に超有名なところはないのですが、
今治市全体でみると、他所と比べ多いような気がします。
これも土地柄です。