来島海峡急流観潮船に乗る

大島の道の駅よしうみいきいき館へ行く

今日は来島海峡の渦を見に行くことにしました。
ここ1両日気分が重いので気晴らしにどうかと思ったのです。
予約が必要なのは知っていましたから、電話しました。
そしたら正午は潮が静かで、3時頃が一番急とのことなので、2時の予約。

早めに大島に向かいました。
しまなみ海道の高速に乗り、来島海峡大橋を渡り、
大島南インターで下りました。
大橋ではやけに自転車が多いなと少々怪訝に思いました。

インターを降りて直ぐ道の駅よしうみいきいき館があります。
駐車場が満車です。運よく1台空いたのでそこに止めました。
周りの車を見ると、福山とか、広島とか他県のナンバーが多いじゃないですか。

昼過ぎなので腹ごしらえのため、フードコートに行くと、ここも満員です。
海鮮バーべキューの店では、空いてる席がないほど。
2年前に来た時より倍以上こんでるじゃないかと思った時、やっと気付きました。
iPhoneのカレンダーを見ると、今日は体育の日です。祝日なんです。

独りバーベキューというのも寂しいので、別のレストランで昼食を済ませました。
食事後、土産物売り場を覗きましたが、
ミカン関連とか塩関連の土産物がいろいろ並んでます。
塩というのは、隣の島の伯方島が伯方の塩で有名だからでしょう。
ここで少し時間を潰しました。

来島海峡の急流を観潮船から見る

2時に観潮船が出発です。だいたい40分くらいのクルーズです。
今日はこれも満員。

来島海峡の急流は、日本三大急潮流の一つに数えられています。
一に来島、二に鳴門、三とさがって馬関瀬戸(関門)とか言われるそうです。
2時を過ぎてだんだん潮の流れが急になってきているようです。

小さな船ですが島と島の間の流れの速いところをエンジンふかして進みます。
来島海峡大橋の下を通りました。
海面から橋まで100メートル以上あり、どんな大型船も通れるとか。

ただ、来島海峡航路は世界にたった一つのことがあるんです。
船の航行は、右側航行が普通ですが、
ここだけは流れによって右側になったり左側になったりの切替航行だそうです。

晴天にも拘らず海はあたかも荒れているかのように潮吹雪も飛ばします。
小さな揺れも体験できます。嵐とは違いますから、小さいものですけどね。
流れと流れがぶつかったり、渦になったりでなかなかのスペクタクルでした。

船のエンジンを止めると小船は潮に流されます。
目に見えて流されているのが分かります。
来島村上水軍の居城があった来島の周囲の流れは速く、
来島は自然の要塞だったというのは納得です。

造船所の建造中の船を海から見る

船は更に進み、建造中の船のあるところまで来ました。

今治は世界一の海事の街です。海運、造船、船用工業が集積しています。
私たちが行ったのは造船長屋と称されるところで、
複数の造船会社がそれぞれに船を建造しています。
ここは大型船は場所的に無理で、中型船、小型船の建造です。

間近に建造船を見ると、なかなかのものです。
普段、ドライブがてらに造船所を見たりすることもありますが、
比較的遠くから見ることになりますので、すぐ横で見るのは全然違います。

30分過ぎてでしょうか、見るものは見たので、帰路にたち、無事帰港です。
船から下りて、なかなかいいクルーズだと思いました。
気分が重かったのが晴れた感じです。
ただ、私は船の海側の席に座っており、
潮吹雪が5滴ほどかかってしまったと残念に思っていましたが、
後ろを歩いている家族連れのお父さんが、
潮吹雪はもっと一杯かかるんじゃないかと思っていたけど、
大したことなかったね、
と仰ってるじゃないですか。まあ、人それぞれですね。

★来島海峡急流観潮船サイトはここ

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