ビジネスプロデューサーじぇいをレビュー

私のYouTubeのおススメには以前からマナブとかわっきーあるいは青汁王子などの動画がよくでていましたが、私自身も見ていたためか、今度は同じジャンル(?)のじぇいという人が紹介されるようになりました。YouTubeもAIを使っているので私の視聴傾向をみて沢山ある動画から選んでくれているのだと思います。それで何度か見るうちにわっきーなどと同様に評論したくなりました。簡単なレビューです。

じぇいのビジネス

彼が自分自身のビジネスについて言ったことをポイントだけピックアップします。

マーケッティングとネットビジネス。他に法人や個人のビジネスコンサルも行っている。株式取引やFXも行う。またせどりや講師もしているとか。他にバーの経営などリアルでも少々。

株式投資などで金融リテラシーという言葉が出てきます。これは他の3人とは違います。彼の両親は銀行に勤めていたようで、自然に金融を通してマクロ的な見方に興味を持ったのでしょう。この金融リテラシーを磨いて政治経済を分析し、ビジネスに活かすというものです。

多彩なビジネスですが、最も稼いでいるのがWebマーケッティング。彼の言うところではここ最近は独りでやっていても年商5億円を下回らないとのこと。独りで出来るようシステム化していることで売上げを維持することが可能だとか。この点は後半で検討したいです。

じぇいの半生

両親が銀行に勤めている家庭に育ち、小さい時から野球に明け暮れて育ったそうな。まあ、これだけでも裕福に育ったことが分かります。そして高校とか大学は推薦で入ったとか。安定した家庭で素直に育ったんでしょう。だから推薦を得られたということです。

幸せな子供時代であったということです。これが大学に入ったころから自分に特段強みがないことを意識するようになるんですね。何かに突き動かされたんでしょうか?学生でありながら会社に就職し、そして自分の会社も持つというような、下手すれば全部ダメにしそうなことをやって、成果得たんですね、彼は。

これまでレビューしたことがあるわっきーや青汁王子と比べると、育った家庭環境が違います。この3人は比較すると結構面白い違いが出てくると思います。

わっきーの家庭は貧乏であり、両親はいつもケンカをしており彼の心に大きな影響を与えています。慶応大学に入り、田舎者で劣等感の強かった彼は自分救済のために起業です。徹底的にその分野のトップクラスの人をメンターにしていき、コピーし、成長していきます。

一方、青汁王子は歯科医の家庭ですから経済的な苦労はなかったのでしょうが、多分母親の自己主張で、これも両親のケンカがたえなかった。高校は親元離れたものの中退。アフィリエイトに活路を見出し、成果を上げ、そしてメンターの誘いで東京へでます。紆余曲折の後、25才前後に自分の会社でフルーツ青汁を売り出し大成功します。成功の原動力は、商品性もさることながら、彼の場合は宣伝がうまいことです。彼は普通人の殻を大きく破って、自分自身を演出します。そして3年間で年商130億円を達成するような成功ができたのです。

あえて、じぇいとの共通点を探りますと、せどりはわっきーと同じころやっていますし、年代的にも同年代です。ステップメールを重用している点や時間効率を気にする点などわっきーとビジネススタイルが似ています。またバーを経営するなどリアルとヴァーチャルの両方をやっている点も共通点のように思います。

そして青汁王子に関しては面識があるといってましたし、青汁王子のYouTubeの戦略がプロモーション的に優れていると高評価してしていました。そして「三崎君」と言っていたのは親交があることが頷けると思います。

だから仲良し3人組とは言いませんが、お互い似ている点がありますよね。つまりネットの寵児たちなのです、この三人は。

じぇいのビジネスのコア

もっともおすすめな仕事は「マーケッティング」と言います。彼の言う「マーケッティング」とは物を売る仕組みを作ることです。今は、ネット×マーケッティングが強い。つまりWebマーケティングですね。

Webマーケッティングというのはパターンでありフォーマットがあります。教えることをそのままやれば成果は得られるとのことです。そして科学ですから、センスとか感覚は必要ない。すべて数値で管理できると仰る。このマーケッティング手法を一つ覚えれば何にでも使える。でも残念なことに学ぶ人は少ない。その理由は教える人がメチャクチャ少ないためだそうです。

その点、じぇいはしっかりWebマーケティングに焦点を据えています。何千、何万のパターンを検証したWebマーケティングの現役プレーヤーなのです。

彼のWebマーケティングにはシステム化が重要な要素になっています。システム構築に重要なのはブログとメールとのこと。SNSもTwitterを中心に使っているようです。他にLineもよく使うということで、これらを使ってシステム化を構築しているというのです。

システム化とは、「赤字にならない自動化」ということだそうです。彼の言葉を借りれば、「勝手にお客さんが来て」、「勝手にお客さんが商品説明を聞き」、「勝手にお客さんが買っていく」というのだそうです。これを聞いた人は魔法か?と思うかもしれませんね^^;

もっと方法を具体的に言うと、まず基礎知識を蓄積してブログをつくり、次にメールアドレスを集めるLPをつくり(リスト取り)、そしてステップメールをつくり、最後にセールスをする。それらを自動化していくということです。そしたら数値で管理でき、改善もできるので集客に時間をかけることができるというものです。

ここまでの話を表にすると、簡単ですが下のようになります。

内容 成功の条件
仕組み ブログ&LP
メール&ステップメール
セールス
「抜け道」を見つける
本質を知る
既存客を囲い込んでファン化
仕組み後 数値管理
集客
既存客に重点を置く
対応は親近感をもって即座に

コアスキルはライティング

これまでの話で気付いたと思いますが、ブログ、メール、TwitterやLineのコアのテクニックは文章です。コピーライティングなのです。彼はコピーライティングの技には自信を示します。

コピーライティングで注意すべきことは、ファンになってもらうことと喜んでもらうことの二つだけ。

例えば、「凡人」には凡人のアプローチがあります。自分の普通な信念とか特技などをはっきり打ち出すことです。また違ったキャラクターがあれば、それを打ち出すことによって興味を持ってもらうのは重要なポイントになります。

そして自分のことについて正直に本音で話します。信頼関係を構築していくうえで、第三者に自分のことを話してもらったりもします。その上で悩みの解決法などを提示すると効果が高いとのことです。

さらに自分のことを知った経緯も大事で、相手の興味関心が分かりますから。

以上のことって、ライティングで自分なりのブランドづくりをするということですよね。

じぇいの人物観

じぇいは自分のことを、「凡人」で「現役プレーヤー」、「現場主義」だといいます。成功できたのは「抜け道」を見つけるのに秀でていた。そして多くの人がやっていることではあえて勝負はしない。その方が成果が多くなるからです。

「体験と経験が最重要」といっています。

「抜け道」を見つけるということに、一言突っ込みをいれたい。世の凡人は「抜け道」を見つけられないんだと!つまり「抜け道」見つける人は凡人じゃありません。

また、彼が考える将来も発展し続ける人の特徴は、常に物事を「なんで」「なぜ」と疑問形にする。つまり原因に興味がある。そして動じない、偉ぶらない。マイナス思考をする。ビジネスは絶対にマイナス思考でないといけないと言います。これを解釈しますと、マイナス思考とは常にリスクを加味した考えのことです。

反対にダメになる人は、「○○だ」のように結果にだけ興味をもつ。そして動じるし、偉ぶる。夢見がちでプラス思考なんだそうです。なんだか多くいそうですね。

そんな彼がネットの世界には偽物が多いといいます。義憤ですよね。なので彼のやり方を教えるというのです。自分のホンモノの経験を伝えたいということです。

彼はコミュニティーを運営しているようですが、私のこの記事は彼のプロモーションを助けるものではありません。中立の立場です。なので、コミュニティーのことはここで終えます。

歌聖と言われる藤原定家が他の優秀な歌人を評した時に使った基準があります。それは情熱が十分かどうか、そしてもう一つは技巧が優れているかそうでないかという二つの基準を使って歌人たちを4分類したものです。一番望ましいのは情熱があって技巧の優れた歌人となりますが、定家から見ると、情熱が足りないとか技巧が足りないとか見えて、分類できるんです。

この方法を私が使ってじぇいを見ると、情熱があるが技巧はもう少し頑張れ、というようになります。この技巧については、彼のビジネスのことを言っているのではありません。そうではなくYouTubeの動画をみて表現力とかを見た私の感想です。実際、彼自身もYouTubeで他のネット寵児のようには得意でないと言っていましたから、自覚はあるようですね。

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