今回は和佐のゼロワンのビジネス論を紹介してみます。
16年以上ネットビジネスで最前線を走ってきて、当然、変化もしています。
しかし、コアになる部分は不変です。ビジネス初心者には非常に有益です。
なお、この記事をまとめるにあたって、Facebookグループの「ゼロから始めるオンラインビジネス攻略」にある和佐の音声ファイルを参考にしています。このグループは誰でも無料で参加できるオープングループですから、関心のある人は見てみてください。
前提1:ネットビジネスが一般サラリーマンの活路?
AIが発展すると現在の職業/仕事は半減する、とマスコミは不安をあおります。しかし和佐はインターネットのビジネスの可能性は無限大といいます。現在、ネットマーケットの規模は拡大中で、ビジネスチャンスはいくらでもあるということなのです。
そもそもビジネスは、継続性があり、かつ収益性がないと成り立ちません。これは成功パターンを作り出し、同じことを繰り返すことによって利益を捻出することです。
このうち、同じことの繰り返しはコンピュータあるいはAIが代わりにやっていくことになりますので、人がやらないといけない部分は成功パターンをつくりだすことです。難しいと考えますか?
和佐自身も少年の時に事故で車椅子生活を余儀なくされました。このとき、将来の自分の仕事に不安を持った体験をしましたが、彼はネットビジネスで見事にピンチをチャンスに変えて成功したんです。
彼の言うビジネスをするということは、「価値を生み出す」ことです。価値を生みだすなんてムリだと考える人も多いかもしれません。
でも、価値というのはいろいろです。お客の数以上に価値の種類はあるかもしれません。身近で簡単なことでも価値を生み出すことができます。つまりお願いを聞くとかで、カスタムメイドなものになれば価値となるのです。
例えば、モスバーガーとマクドナルドのハンバーガーを合わせたようなハンバーガ―を食べたいという人がいるとします。モスバーガーもマクドナルドも提供できません。マニュアルにないからです。それをあなたが提供すれば価値提供になるのです。お願いを聞いたり、あるいは別の提案をすることで価値提供は実現できるのです。これは一例ですが、無限にあるということです。
前提2:オンラインビジネスのカラクリと柔軟性
オンラインビジネスを従来のビジネスと比べれば、
■圧倒的に低コスト
■圧倒的なスピード
■圧倒的に集客力がある
■圧倒的なブランド価値を付けられる
この4つが圧倒的に違います。つまり、低コスト=低リスクであり、即対応ができ、ネットを使うことで非常に広い範囲で集客でき、そして唯一無二のブランドになるのです。
例えば、YouTuberのヒカキンは、動画をつくり、人を集め、ファンにして、グッズを売り、広告料を貰います。このパターンを繰り返しているのです。
ヒカキンのように大規模でなく、小規模でも可能です。例えば、Line登録4,000人で、セミナーを募集して800人くらいの応募があったことがありました。2万円のセミナー代金ですから、これで、約1,600万円の売り上げです。この規模でもチャンと機能しています。
成功に必要な要因は、集客が上手か、マネタイズが上手いのかの2つだけです。しかも、集客を外部委託できるばかりでなく、商品についても外部委託やチーム化で対応できます。なので、集客にだけとかコンテンツだけに特化することも可能になります。
オンラインビジネスの構築はバリエーションがあるということです。
前提3:マーケティングを極めるとは?
「エスキモーに氷を売る」のがマーケティングと思う人もいるでしょうが、これは破綻パターンになりやすい考えです。むしろ「砂漠で水」を売りたい。
マーケティングとは「価値の発見」です。これを極めれば、スゴイことになります。特定の人の価値を見つけることだけでもビジネスは成立しますから。
例えば、釣りの趣味の人には、キャスティングの仕方に関心がある人もいれば、道具に深い関心がある人など、いろいろです。それぞれの楽しみ方があるので、一括りしてしまいますと同じ釣り人でも反発する人が出てきます。なので細かく価値を発見することが大事なのです。ニッチでいいので気付くことが大事です。
マーケティングでは、まず私たち自分自身が好きになり観察することで、そこに潜在する価値を発見することです。加えて世の中の人もよく観察する。これは世の中の人の関心を知るという価値発見です。これができるようになるとマーケティングだけでなく人生が単純に楽しくなります。
前提4:オンラインビジネスの真実
金持ちはウソつきというイメージがあり、だから嫌だという人がいます。ある意味正解ですが、もっと掘り下げて考える必要があります。
何故ならばこの世は全てウソで出来ていると言えるからです。信じれば真実で、信じなければウソになる。なので真実だとかウソだとかだけ言うのではダメで、深く探らないといけないのです。大風呂敷のウソでも、チャンと行動して実現できればホントに変わってしまうのですから。
正直者というのは事実ばかりを話します。これはあまりにも自己防衛的あるいは保身的なんです。こういう人はつまらない。事実だけではビジネス上は価値なしです。
人はウソのような事実を喜びます。自由に選択できることが前提ですが、不確実性やランダム性を人は受け容れているのです。
ではどうするか?
私たちは未来を語ればいいのです。未来を描くことで現実を変えることができます。そして約束することで現実が動き始めます。頑張るんですよ実現に向けて。
それと人は純粋性を突き詰めたものに興味を持ちます。例えば、恋愛小説です。現実的にはウソでも、突き詰めた恋愛感情には純粋性があり、人は引き込まれていきます。つまり価値を作り出しているのです。
ビジネスではウソも価値になります。お客にとっては、ギャップがあれば驚きがあり、そこに価値を見るものなの。そして次を期待するようになります。例えばディズニーを倒すという風呂敷広げるウソも使いようということです。何故なら途中経過で商品として売り出すことは可能ですから。
ここで大事なことは、例えウソでもハッキリしたビジョンとか見えるものがないと価値は認めらないということです。なので何でもウソをつけばいいのではなく、相手にはっきりイメージさせなければダメなんです。
また、商品は常にサンプルであると認識しましょう。つまりずっと途中経過のサンプルなので、お客はそれが分かっていて次に期待を残すようになるということです。
つまり、ウソっぽい約束でも、約束がキッカケとなり、実現に向けて行動することがビジネスになるということです。
前提5:本当に儲かるビジネスの3カ条
ビジネスに大事なのは、
■キャッシュフロー
■チーム
■コンビネーション
の3つです。順に説明します。
キャッシュフローというのは、金銭的、肉体的、精神的な無理はしないという意味を含みます。なので適度に休みを入れ、適切にキャッシュフローを回すことが大事です。もちろんここぞという時には目いっぱいキャッシュフローを使うでしょうが、そうでないときは余裕をもつことです。そして資産、資本のようにお金を生み出すものを増やしていく。その際はムリをしないで大きなリスクをとらないことです。
チームというのは、ただの雇用関係以上のものをつくることです。そうするとコストが下がります。コミュニケーションコストやスピードアップに好影響があるのです。ここで重要なのは、仲間が増えることです。仲間が増えればリソースが増えて、楽になりますから。またモチベーションや得意なことも増えるというメリットがあります。
コンビネーションというのは、次に何が生まれるかということ。次に何もうまれそうにない例として、コンビニを始めるというのがあります。コンビニ経営では次の可能性につなげることは難しいですから。コンビネーションがうまくいけば、レバレッジあるいはシナジーにもつながります。和佐の場合、YouTubeを始めたことで、いろいろコラボの話が出てきて、面白いつながりが出てきました。つまりリソースが増えるということです。
ビジネスは一発では終わらないようにしないといけません。続かないといけないのです。続けるために、無理をしてはいけない。以上のような前提が理解できれば、ビジネスというのは難しいものではないということに納得できるはず。
実践1:まず何を売るか?
最初は売る商品です。これがなかなか決まりませんよね。
そのような場合、まずは商品自体を外部委託すればいいのです。つまりアフィリエイトです。あるいは自分の未完成商品を売ってみるというのもあります。それもできなければ、売らないで力を貯めればいいのです。
それ以前に、まずビジネス初心者にしてもらいたいのは、売るという体験です。例えば、不用品をヤフオクなどで売ってみるのがいいです。売るということの感覚が分かるし、商品だけでなく情報をつけないといけないことが実感できます。これをすれば自分の商品を売ることの難しさを知ることができるのです。
ここで重要なことは、
■一発ではうまくいかないこと
■全てのことに相性があること
を認識することです。もし向いていないと気付いたらさっさと止めるのがいいでしょう。向き不向きを知ることは自分自身を理解することにつながりますから。
向き不向きが直感的に分かっている人は成長が速いです。向いてることの中で価値のあるものを見つけていけるからです。
また、インプット&アウトプットをする。インプットでは情報過多を心配する必要はありません。能動的インプットであれば問題はありません。つまりテストをするという感覚でやるのがいいのです。理解も深まってくるし、考え方も変わってきます。
インプットしたら必ずアウトプットする。最初は比較したり考える素材を持ち合わせていないからインプットを真似たアウトプットになるでしょう。しかし、だんだんと違う人の意見を聞き、疑問がわいてきます。そこで考えを整理することでアウトプットが良くなります。これを繰り返すことで自分の意見が生まれますし、共感してくれる人も出てきます。これをフィードバックループといいます。価値の発見や創出には必要なプロセスです。
実践2:意識すべき集客の妙技
集客が苦手な人が多い。みんな悩んでますね。
集客には、理性的な集客と感性的な集客の2つの種類があります。
理性的な集客は、実はパイの奪い合いです。しかも自分ではパイを大きくすることはできません。なので絶対数が多いパイを選ぶのがよいでしょう。その中で、「奇跡の○○」というような宣伝をして、パイの奪いあい競争をするのです。そこではUSP(Unique Selling Proposition)が重要になります。他と比べて激安とか高級とか差別化が必要ですから。実は、これが難しく、USPにしているつもりがそうなっていないことが多いので、注意が必要です。
一方、感性の集客は、潜在意識に訴えて集客します。
この際大事なのはUSPではなく、MSP(Me Selling Proposition)の方。つまり自分自身の生きざまとか生きてる意味とかを伝えることです。でも実際は独りよがりになりがち。この落とし穴にはまらないよう、共感を得るように努めないといけないのです。これが苦手な人もいますが、そういう人は感情的集客はやらない方がいいです。
とはいうものの、パイの奪い合いだけでは限界があります。なので理性的な集客の中にも感性的な集客をいれることが必要なのです。この2種類の方法があることをよく理解してそれぞれ使いこなさないといけません。
また集客は数よりも質が重要です。そして相手は人間だということを忘れてはいけません。人間は社会的な生き物なので合わない人は合わない。誰と付き合っているかは重要な要素なのです。
そして自分自身のコダワリとかビジュアルが重要です。ここでいうビジュアルというのはその人自身が美しいと思うことで、人それぞれです。内面的なブラッシュアップの努力が必要です。
表面に出てくる態度や格好はその人のアウトプットなので、丁寧に作っていかないといけません。殆どの人は、この感性的な部分が苦手なことが多いです。しかし最初は拙くってもやり続ければどんどん良くなっていきますから継続して頑張りましょう。
感性を出さないと持続しません。理性的だと役に立つと思われてもすぐ忘れられたり二度と戻ってくれないことが多いです。これを避けるためには自分の感性的な部分を押し出していかないといけないということです。これをちゃんと出すことがMSPが出来ているということです。「なんか面白そう」とかになると、好意的に見てくれますから。
実践3:集客の場にインターネットの神様あり
神様とは仲良くしないといけません。ネットの世界で神様と言えば、GoogleとかFacebook、Instagram、YouTubeなどのインフラのことです。
これらインフラの性質はそれぞれ違っていますが、みな人間社会をより良くしていこうとしている点は共通しています。
ただ、神様は利用されるのが嫌いです。例えばブラックハットなどはGoogleは認めていません。悪用しようとするとすぐ対策されてしまいます。なので抜け道を探してもムダです。
変に抜け道探すより神様に認められるようにすべきです。ただ、神様にはそれぞれ違いもありますから、評価されるところに行くのがいいでしょう。相性がいい神様のところに行けば最強になれます。
あなたが力を発揮できるかどうかは、基本的に神様が紹介してくれるかどうかにかかっています。例えば、Googleだと検索上位に乗ること、Facebookの場合はイイねとシェアされれば評価されているということです。
もう一つの重要ポイントは、どの神様もユーザー同士のつながりに注目しているということです。ユーザー同士というのは、、発信者×発信者、発信者×読者、読者×読者です。発信者同士のコラボとか、コメントとコメント返し、読者間のバズなどです。ユーザー同士のつながりを発展していくと神様の利益になりますから、神様の覚えもめでたくなるということです。
コンテンツだけを充実させても不十分なのです。ユーザー同士のつながりにも注意しないといけないということです。なので、MSPとか感性に注意してください。
またLive配信を盛り上げられるひとは、MSPや感性が他のユーザーに受け入れられているのですから、Liveは大いにやったほうがいいです。
そしてユーザー間の盛り上がりは次なる発展や展開のきっかけになります。
実践4:自分の非力な部分は先輩の力を利用する
初心者は自分で何とかしないといけないというところがあります。多くの商材は自分で調べろ的な前提にしていますが、それは違う。それじゃあ、最初からうまくいきません。
教えてもらわないといけない。その際は末っ子マインドを持てばいい。重要なのは、教えるのが好きな人に遠慮なく教えてもらえばいいということです。そして報告すればいい。うまく報告できるかが先輩後輩の関係を保つ秘訣になります。
これからの時代は「ネットワーク=つながり」の時代。ネットワークがない人はデマに騙されるしかありません。なので、得意なことがある人とのネットワークが重要になる。つまりネットワークの質がその人の質になる時代ということです。
ネットワークを作るには、サロンとかコミュニティなどに入って存在感を示すのもよい方法です。丁寧にやれば、共感する人が集まり、自然にチームとかできます。でも、人選びには安易に妥協しない方がいいです。いろいろな人を見て判断するのがいい。
テクニックとか方法を有料で購入して学ぶのは時代遅れ。殆どのことはネットのどこかにおちていますから。でもマインドセットとか大事な部分は落ちていませんので、学べません。なので、マインドセットとか学べそうなコミュニティーを選んで入るのがいいでしょう。
入ってからの注意事項は、先輩に支配されるなということ。一般論ですが、親より子の方が優れているということです。なので、常に、末っ子マインドで学び続けるようにする。年取った人でも若者から学ぶようにする。そうすれば、インターネットは楽園です。
実践5:ウザい発信と刺さる発信の違い
情報発信の奥儀です。同じ内容でも言い方や発信の仕方で響きが全然違う。
その際、ポジショニングを気にかけないといけません。態度や立場、考え方でポジションの取り方が違ってくることをしっかり意識しましょう。
また、自己理解を十分にしておく必要があります。
自分の経験のないことを発信するとウザがられます。これが経験あると刺さる。なので「誰がどんな立場」で発信しているかが重要です。つまりその人らしさとか経験が出ていないといけないということです。等身大の自分で語ることが重要なのです。
タダの大学生、タダの主婦が、何を思って何を学んだかでもいい。成功例ばかりでなく失敗したことでもいいです。そうすれば読みたい人だけが読んでくれて、刺さったりもする。なのでいい内容とかクオリティの高いものを狙う必要はありません。
世の中の情報発信者は、ウザいかもっとウザいかのどちらかです。Twitterなどではその例が多い。いかにも上から目線とかもダメ。
つまりすべての物語を自分の話として話をする。これが必要不可欠です。自分の物語のひとつとして話さないと意味がない。やってもないことを話してはいけないということです。
またシェアというのは重要です。その情報が良ければ自分の影響力が増す。だから自分の物語をしっかり描く必要があります。そして、発信により自分の影響力が付いてきます。
実践6:ホントは売った後が重要
この人から買いたい、あるいはつながりを保ちたいという購入者の気持ちが重要なのです。購入は単なる決済にすぎません。重要なのは売った後です。接触をたもつ努力をしましょう。例えば、コンサルをつける、勉強会あるいはコミュニティをつくったりです。そこに物語が始まる。こうすることで販売者側に価値が高まります。
お金をもらいながら財産を増やすことが可能になるということです。和佐流では「オーバープロミス、オーバーデリバー」。こんなにもしてくれるのかと感謝された者の勝ちなのです。
尻すぼみのビジネスは、メルマガで売ってしまったら終わりにしてしまうものです。その後がない。購入者の声を使わないのはもったいない。外にアウトプットすべきです。売っただけで終わりにすれば1が1で終わってしまいますが、その後があれば1が10にもなりますから。
和佐のゼロビジサロンは無料。ここに口コミで来ている人も多い。口コミは、中のエネルギーが外に出た効果です。また、コメントでは新たな発想や商品開発のきっかけにもなります。
結局はエネルギーです。盛り下がれば誰もシェアしないし、情報も集まらない。発展もない。なので、盛り上がっていれば、イベントにも参加者が増える。例えば、セミナーをすれば、2~4万円なのでさらに売り上げが立つ。拡大循環が可能になります。循環の中でマネタイズも生まれると考えるのです。収穫を急ぎ過ぎると逆に収穫が減るということはよく起こることです。必要な人に必要なものを買ってもらうという考えでいればいいのです。
実践7:クレーマーをも友とする一流の起業家
クレームが来ること自体を抑えることは出来ません。「死ね」とか「金を貸せ」とかのキチガイ・クレームとか、勘違いクレーム、まれに正統派クレームがあります。
しかし、クレームにはヒントがあるものがある。例えば、少々古いですが、ずっと昔、ジョブズが作ったコンピュータがありました。これが全然コスパが悪く大不評。原因は技術が追い付いていなかった。でも年月を経てアップルはデザインが良く高機能なパソコンやスマホを出しました。これは大不評に対し精一杯取り組んだからと言えます。
クレームは不評と考えれば次の進むべきヒントにもなります。なので。クレームは処理して終わってはいけません。それを乗り越えることが大事なのです。そうすると、それが面白いストーリーを作り上げてくれます。
つまり、クレームも素材のひとつと考えればいいんです。後は調理次第ということ。
お客さんは物語製造機です。お客さんが参加することで、物語に深みや厚みが出てきます。なので、根本的な意味でお客さんを大事にする。つまりお客さんを一人のユニークな存在として見る。一括りにしてはいけません。
多くのお客を全員一度に見ることは現実的には無理です。そこで近くにいるお客さんを観察してデータをストックする。それだけでかなりの情報量になります。これが次の商品のキッカケになったりするので、価値は非常に高いです。
ビジネスは生き物なので、終わりはありません。これはつまりは人間関係と同じ。多くの人は区切りをつけたがるが、実際はそんなことはない。始まりはふわっと始まるし、期間を決めて終了することはないのです。
法律とか契約とかは争うことを前提にしたものですから区切りをつけます。でも実際のビジネスはあくまでも終わりにならないよう、広がりがあるようにするものです。すべての人間関係はリソースと考えるとビジネスは楽しくなります。
まとめ
和佐大輔のビジネス観は、低リスクで高収益を継続できる事業を目指すものです。ビジネスモデルとしては理想的です。そのためにネットという場で、オンラインビジネスの特質を的確に把握し、細かな点まで考慮したうえで構築していくというものです。
しかも拡大するビジネスモデルを目指すべきなんです。そのための行動についていろいろアドバイスしています。難しいことではありません。ゆっくり初めて諦めずに続ければ次第に改善していくと言います。まさに信じる者は救われるですね。
何を売るかは自分の得意な物とか経験したことのあるものがいいですが、急ぐことはありません。適切なものがない時には先にいろいろインプットしていけばいいんです。
オンラインビジネスで最も重要なことが「価値の発見と創出」です。価値というのは端的に言ってしまえば、「ギャップ」です。独りよがりにならないよう、お客さんとの長い付き合いを心がけることも必要です。口コミとか、場合によってはクレームさえも、新しい発見のキッカケになることがあります。そして付加価値のついた商品に仕上げるのです。商品には、電子書籍(PDF含む)、動画、音声ファイル、セミナー、サロンやコミュニティなどいろいろな形があります。
商品の販売は、主にネットで行います。ネットでは「集客」方法は理性的集客と感性的集客があり、それぞれをうまく使いこなすことです。理性的集客はパイの奪い合いなのに対し感性的集客はお客さんの潜在意識を掘り起こし、可能性を広げます。感性的集客で最も効果を発揮するのが自分の物語を話すことです。経験のないことを話すとウザがられますが、経験話だとよく刺さります。
そして「必要な人に必要なものを買ってもらう」という程度の販売でいいのです。そしてフェードバックはもらうように努めないといけません。フィードバックの中に新たな商品のキッカケがあることがありますから。
クレーマーにも対応するというのは気が重くなる人も多いと思います。クレーマーは3種類に分けられ、キチガイ・クレーマーは問題外、勘違いクレーマーは正せば済みます。素材として役立つ可能性があるのは正当的クレーマーです。
不確実性やランダム性はどんなビジネスにもつきものです。一発で仕留めよう的な考えは禁物です。また向き不向きというのもあります。なので、自分自身を理解した無理のないビジネスモデルにすることです。自分に向き不向きをよく見極め、「メンドクサイなあ」と思うことなく、実践編を実践し、時間をかけて改善していくことが成功の近道です。ずっと長続きして拡大するモデルを目指すのです。
(敬称略)