今治タオルフェアに行ってきました

今治タオルフェアは本日と明日開催

本日19日と明日20日、今治タオルフェアが開催です。
前日の天気予報だと雨だったのですが、実際は曇天でした。

10時を過ぎて早速行ってみたのですが、
会場の駐車場は満車状態で、少し離れたところに止めました。

会場はテクスポート今治です。
この名前はテクスタイル(織物)とポート(港)から来ているとか。
建物の中には、組合や博物館、あるいは販売店がありますが、
建物の前が比較的広く空いているので、今治タオル工業組合の
組合員がテントを張って自社製品を販売しています。

今治タオルフェア

盛況です。今治の人口は15万人台から見て多く集まっています。
会場に入るとすぐのテントに人が多く集まってましたので、
一寸みてみますと、多少難ありセット組大特価とかで、
フェイスタオル10枚組1000円とか、バスタオル4枚組800円とか、でした。
やっぱ、タオルですから多少難あっても安い方がいいということですか。

他のテントも山積みのタオルを売っているのは同じですが、
値段は色々です。物にもよりますが、アマゾンの販売単価より
安いというのが多いでしょうか。
来ている人それぞれに馴染みのメーカーとかありますので、
○○さんとこのタオル買っとこうか、という具合に次々見て回ってます。
出店は、大体20~30ヵ店位ですかね?
組合員が100以上いますから2~3割が出店ということでしょうか。

今治のタオルについて蘊蓄を少々

今治はタオル産地として日本一です。

長い歴史があるのはもちろんですが、
市内を流れる豊富な蒼社川の伏流水という自然の利があるから、
今治タオルの柔らかさや肌触りの良さなどを実現できるのです。

今治タオルはブランドとして確立しています。

柔らかさや肌触りの他、吸水性も大きな特徴です。
タオル片を水に浮かべ、5秒以内に吸水して沈むことをチェックする
5秒ルールが厳しく守られています。
これは、今治以外で作ったタオルでは難しく、
今治タオルかそうでないかの判別がしやすいものとなっています。

厳しい組合の基準を通過したものだけが、
今治タオルのブランドを証明するタグをつけることが許されるのです。

今治タオルのタグ 赤地に白丸のタグです。

こうしてブランド物の今治タオルが世に出て販売されるということですが、
当然、検査費用などコストも高くなりますし、販売単価も高くなります。

それともう一つ、メーカーのあるあるですが、
今治のタオルメーカーもOEM(他社ブランド)生産をすることがあります。
大口購入者は、今治タオルブランドのタグはいらない、つまり検査はいらないので、
安く製造してほしいというところもあるわけです。
これを今治のメーカーに直接注文してくることもあれば、
大阪などのタオル業者経由できたりすることもあるのです。

従って、今治タオルのタグがあるタオル製品の他にも、
タグを付けていない今治のタオルは世に出回っているということです。

製品種類の多様化にも取り組んでいます

タオルというのは日常品で必需品です。
日々使うからこそ安く買いたいというのは人情です。
しかし、今治タオルは少々高めです。
だからこそ贈り物とかに最適で、
いつも贈り物ランキングで1位2位を占めることが多いです。

メーカーであれば製品の多様化に取り組むのは当然です。
今治タオルも多様化しています。
タオルケット、バスタオル、ファイスタオルからハンカチ、
最近ではオーガニックタオルとか色々です。
何か他にもアイデアあれば取り組みたいというスタンスでしょうか。
より多く今治タオルを使ってほしいということですね。

しかし世の中色んな人がいます。
先日動画を見ておりましたら、あるミニマリストは、
バスタオルを使わずファイスタオルだけで済ましていると言ってました。
もっと嵩張らない手拭いでも試したそうですが、
さすがに冬は寒いということで諦めたそうです。

大部分の人は、風呂上りには大きなバスタオルに
くるまりたいと思うのでじゃないでしょうか。
柔らかく肌触りのいいタオルにくるまれれば、
その瞬間だけは幸せかもしれません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク