世界初で唯一の三連吊り橋、来島海峡大橋

本州四国連絡橋今治・尾道ルート

本州四国連絡橋は本州と四国を繋ぐもので、3ルートあります。
そのうちの一つが今治・尾道ルート(尾道・今治ルートという人もいます)。
大島や大三島などの主だった島を橋が繋いでおり、
自動車道の他に自転車歩行者道とバイク道があるのは
他のルートとは違っています。

つまり、今治から歩いて尾道まで行くことは可能なんです。
チャレンジする人は少ないと思うますが。

以前は本州四国連絡橋が3つもあるなんて無駄などと心無い議論もあったようですが、
私には3ルートそれぞれ違った役割を果たしてきているように思います。
例えば観光面では、1999年の開通後以降大きな効果を生み出しています。

観光客数では、尾道の最近1年の観光客数は680万人とか。
残念ながら開通直後の過去最高の更新はされていないとのこと。
一方、今治は50万人ですが、開通直後のピークを更新し増加傾向を示しています。

車で今治から尾道まで1時間ちょっとで行けます。
愛媛の県庁所在地、松山まで1時間程度ですから、
両都市の距離感覚はグっと近づいたのでないでしょうか。
更に尾道では中国横断自動車道も開通しており、
島根の松江などへも楽々行けます。

来島海峡大橋

今治・尾道ルートの今治側の最初の橋が来島海峡大橋です。
今治の陸地部と大島を結んでいます。
この橋の近くに糸山公園がありますが、
ここから見る橋と島々の眺望は長く記憶に残る素晴らしいものです。

この橋は世界的にも注目されているところがあります。
実は、来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋で構成され、
3つの吊り橋を6つの塔で支えている構造なのです。
米国サンフランシスコのベイ・ブリッジだって4つの塔の2連吊り橋です。
だから技術的な面で注目度大なのです。
ヨーロッパの建築学専攻の学生が将来是非見に行きたいと言ってたほどです。

この大橋を自転車で渡るとか、歩いて渡ってみるのはどうでしょう。
橋の下は流れの速い来島海峡があり、時には渦も見られます。
潮風に吹かれれば、気分は最高になるのは間違いありません。

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