ChatGPTにセールスレター作成は可能か?

ChatGPTに魅力的なセールスレターが書ける可能性は?
試してみました。セールスレターはネットで販売する場合、
必須の物です。しかもかなり専門的です。深い人間心理を
理解している必要があります。これは、コンピュータには
難しそうなことです。今回はセールスレターのその中核の部分に
ついて書けるどうかを簡単に試してみました。出てきた
返答を独断と偏見で判定してみます。現状を知るには
面白いと思います。

ChatGPT 自身にChatGPT を聞く

想定している目的は、ChatGPTの有料版であるChatGPT Plusの
セールスレターの肝心かなめの要素をどれくらい書けるを見ることです。

まず、無料のChatGPTと有料のChatGPT Plusの違いを聞いてみました。
返答は以下のようになりました。

ChatGPTとChatGPT Plusの違いについて説明します。

ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理のための大規模言語モデルで、1750億個のパラメータを持ちます。一方、ChatGPT Plusは、より高度な課題に対応するために開発された改良版のChatGPTであり、1.3兆個のパラメータを持ちます。

ChatGPT Plusは、より多くのトレーニングデータを使用してトレーニングされており、より多くのコンピューティングリソースが必要です。ChatGPT Plusは、より高度な自然言語処理の課題に対処することができ、より高い性能を発揮します。例えば、ChatGPT Plusは、より複雑な文脈を理解することができ、より高度な応答を生成することができます。

一方、ChatGPTは、一般的な自然言語処理の課題に対処するために十分な性能を発揮します。ChatGPTは、より少ないトレーニングデータやコンピューティングリソースで動作し、多くの応用において十分な性能を発揮します。ChatGPTは、文章生成、自動翻訳、要約、QAシステムなどの自然言語処理のアプリケーションに使用されています。

つまり、ChatGPT Plusはより高度な自然言語処理の課題に向けて設計されており、より高い性能を発揮しますが、より多くのリソースが必要です。一方、ChatGPTは一般的な自然言語処理の課題に十分に対応するために設計されており、多くのアプリケーションで使用されます。

以上のような返答でした。う~む、マーケティングの観点からは、
少々分かりずらいですね。コピーライターが書くものは針小棒大みたいなのが
多いです。つまり、この段階でも、セールスしようとする方をほめそやすのが
普通です。しかし、この返答は謙虚というか、公平というか、ChatGPTを
まだ庇っています。おそらく、多くの読み手にはピンとこないかと…

薦めるポイントを聞いてみました

それでは、核心的部分を聞いてみました。質問文は以下の通りです。

Q: ChatGPTユーザーに、ChatGPT Plusに変えるように薦めるにはどういう風に
説得するのが良いですか?

その返答が以下のようになりました。これは無料のChatGPTを使っていますが、
先の返答にもありましたように有料のChatGPT Plusの方が詳しい返答をすると
いうことです。しかし、今回は無料のChatGPTに聞いてます。

ChatGPT Plusは、より高度な自然言語処理能力を持っており、より高度な応用が可能です。ChatGPT Plusは、文書生成、自動翻訳、自動要約、文書分類、質問応答、音声認識、音声合成などのタスクに対して、より高い精度と応答速度を提供します。

また、ChatGPT Plusは、より大規模なトレーニングデータセットを利用してトレーニングされているため、より幅広い言語表現を理解し、より自然な応答を生成することができます。

ChatGPT Plusは、ChatGPTよりも高価な料金体系になっていることがありますが、より高度な自然言語処理タスクに必要な性能を持っています。ChatGPT Plusは、あなたが現在取り組んでいるプロジェクトや業務に対して、より高度な応用を実現するための有力なツールであることが期待されます。

したがって、ChatGPT Plusは、より多様なプロジェクトに対応できる高度な自然言語処理能力を備えた、投資する価値のあるツールです。あなたが自然言語処理の分野で長期的に成功するためには、ChatGPT Plusに移行することが良いでしょう。

薦めるために言っていることは機能上の優れている点ばかりです。しかも、「高価な料金体系」などと言ってます。

セールスライターならば、書き直しを命じられるところです。よく、FABといいますが、
Fは特徴、Aは利点、そしてBはベネフィットのことです。セールスレターでは
ベネフィットを書かないといけないといわれています。そこで、さらに確認のための
質問をしました。

ユーザーのベネフィットを聞いてみました

ChatGPT Plusは、通常のChatGPTよりも高度な自然言語処理機能を備えており、より高度なタスクに適しています。ChatGPT Plusを使用することで、以下のようなベネフィットが得られる可能性があります。

より高度な自然言語処理:ChatGPT Plusは、より大きなトレーニングデータセットを使用してトレーニングされているため、より高度な自然言語処理を実行できます。これにより、より複雑なタスクを処理することができます。

精度の向上:ChatGPT Plusは、通常のChatGPTよりも高い精度を発揮することがあります。これは、より高度なトレーニングアルゴリズムを使用しているためです。

多言語対応:ChatGPT Plusは、多言語対応になっており、複数の言語に対応しています。これにより、グローバルなコミュニケーションにおいて役立ちます。

より高速な応答時間:ChatGPT Plusは、より高速で返答することができるため、よりスムーズな会話を実現できます。

より高度なカスタマイズ性:ChatGPT Plusは、より高度なカスタマイズオプションを提供しているため、ユーザーが自分のニーズに合わせて調整できます。

これらのベネフィットが、ChatGPT Plusを使用することを強く勧める理由です。

う~む、これもベネフィットなのですかね。どんなことができるようになるかが
イマイチ、パンチに欠けています。「より高度なタスク」や「より高い精度」も
良いのですが、具体性に欠け、読み手にアピールしないのではと心配です。まだ、
「あなたの仕事時間が50%節約され、余った時間であなたは外に遊びに出かけられ
ます」とは書けないようです。

なぜ、期待外れになったのか?一つには学習ができていない。またプロンプトが
十分でなかったかもしれません。どちらも、時間がたてば改善していくと予想
できますが、もしかしたらコピーライティングのいうベネフィットは、世間一般で
捉えているものとは違っているかもしれません。なので、この部分はずっと手直しが
必要になるかもしれません。

現在既に、ライティング専門のAIツールがリリースされています。
Jasperとか、RytrあるいはKatteb、WriteSonicなど多くあります。
しかし、その精度については、まだ十分でないと見ています。

何故なら、コピーライティングは論理的につながっている部分もあれば、
断片になっている部分もあるからです。詩のようです。この断片的な部分は
AIでも超えるのは難しいと思います。

他は、時間がたてば改善です。AIの学習とオペレーターのプロンプト操作
の向上です。

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